明幸園介護体験会 令和2年度山形県介護のお仕事プロモーション事業


シンドウ編集事務所 ポンちゃんニュース 山形県介護のお仕事プロモーション事業 明幸園

トークセッションには、入居者さんもオンラインで出演。人生の大先輩の口調は実にしっかりしていて、山本施設長と一緒に作成したという原稿を丁寧にかつ流ちょうに語り聞かせてくれました。「としょる(歳をとる)のも中々捨てたもんじゃない」宣言は、会場の笑いと元気を生んでいました。

NPO法人ふれあい天童 加藤由紀子様(写真左)

ご自身の介護経験、30年におよぶ”助け合い活動”を振り返りながら、福祉に従事したきっかけやその魅力をお話頂きました。

明幸園 山本施設長(写真右)

福祉の基本精神は、お互いに助け合い、恵み合う「互恵互助」。互恵互助の関係性を構築できる所に、介護の仕事のやりがいがあるのではないか。介護の奥深さを笑いたっぷりにお話頂きました。

若いみんなに届けたい

介護の魅力を伝えるトークセッション

 冒頭、参加者に聞いた介護のイメージは、従来通りの3K(きけん・きたない・きつい)。

しかしながら、山本施設長は、現在の新3Kとして「感謝・感動・感激」を挙げ、明幸園の現場職員は、新3Kを実感しているとのお話がありました。

 

 介護福祉を志すきっかけ、福祉の仕事のやりがい、老いとは、若い人たちに伝えたい介護の威力、介護に向いているのはどんな人?

 これらをテーマに、加藤様と山本施設長、居室からオンライン参加の伊藤みよさん(95歳)、3名がご自身の体験や思いを発言されました。

 学生さんも多く参加していましたが、「老いとは」「仕事のやりがい」を初めて、あるいは、改めて考えるきっかけとなるトークテーマだったと思います。

 お互いさまの関係性、生涯学習、品格ある老い、互恵互助、介護あるある・・・など、知識としても介護を学ぶ時間になりました。

 

 「見て見ぬ振りができない人は、介護に向いている。」山本施設長のお話は、若い学生の皆さんに浸透しやすかったのではないでしょうか。

若者たちへのメッセージをふられた伊藤みよさんでしたが、画面を切り替えると昼食中。おいしそうに食事をとる様子は、コメント以上のエネルギーを感じました。

 

 山本施設長の最後のスライド

「介護の仕事は、誰かの大切な人のその人生に寄り添うことのできる素晴らしい仕事です。介護の仕事をぜひ将来の選択肢の一つにしてもらえればうれしいです。」

 

 トークセッションの結びに添えた山本施設長の言葉が印象的でした。職員の子供さん達に向けて、「介護の仕事をしているお父さん・お母さんを誇りに思ってほしい、自慢に思ってほしい。」

 身近な人を大切に思う、そんな当たり前を言葉にできるのが、介護の魅力なのかもしれません。


介護の現場を身近に感じてほしい。コロナ禍、精一杯の施設見学会

 広い地域交流ホールがメイン会場、4つのテーブルに3~4名の距離を保った参加者を集めて、「明幸園介護体験会」が開催されました。小・中・高校生が多く、職員の子供さんも含まれた若々しい空気の中、施設の設備や機能面の説明をはじめ、地域の方々を交えた季節ごとの行事など、「いわゆる介護施設」とは違った一面も数多く紹介されました。

 

 コロナ禍のため、入居スペースには入場できませんが、特殊浴槽の実物をみたり、福祉車両に車いすで乗り込み体験ができたり、介護施設ならでは見学には十分だったと思います。

 

 3種の介護食(常食、刻み食、ミキサー食)が配膳され、おいしそうな匂いが空腹感を誘いましたが、試食は我慢。トロミ剤を使った飲料へのとろみ付け体験を行いました。学生の皆さんは実に勤勉で、素直な受講姿勢に感心させられました。

 現職3年目の介護福祉士、高橋陽香さんは、デイサービスを利用していた曾祖母との思い出が介護に興味をもったきっかけであること、入居者さんの笑顔にやりがいを感じ、元気をもらえる現在の心境を報告、介護の仕事の楽しさを伝えてくれました。

 

 他職種からの転職経験をもつ生活相談員の栗原秀行さんは、ショートステイのサービスを紹介しつつ、若い学生の皆さんが多く参加している本会に、感心の声を上げていました。生活相談員という仕事を通して、コミュニケーション能力が身に付くことに加えて、感謝される、ありがとうと言われる魅力ある仕事であることをお話してくれました。

シンドウ編集事務所 ポンちゃんニュース 山形県介護のお仕事プロモーション事業

 

感染症予防対策に十分注意したイベント開催となりました。集合写真の時のみ、マスクを一瞬外しました。

皆さん、本当にお疲れ様でした。


大変そうだけど、今まで知らなかった魅力を知ることができました。

 イベント終了後、参加の皆さまには「アンケート」を記入頂きました。回収された13枚の用紙は、手書の文字がビッシリと埋められたものばかり。「介護体験会に参加して福祉の職場・仕事についてのイメージが変わりましたか?」の設問に、参加者全員が、「良くなった」との回答でした。

 本会の開催については、コロナ禍の現状を心配し、大変悩みましたが、皆さまの温かいお気持ちに触れ、開催して本当に良かったと感激しております。参加頂いた皆さま、ご協力頂きた学校関係者の皆さま、近隣地域の皆さま、本当にありがとうございました。

(アンケート回答より抜粋)設問.本日の感想をお聞かせください。

  • たくさんの貴重な体験ができました。ありがとうございます。これからも人のためになることを考えながら生活していきたいと思いました。
  • 単純に、福祉のしごとにつきたいなと思いました。
  • 今日一日の体験やお話を聞いて、大変そうだけど、その分やりがいが感じられて、とても良いイメージになりました。
  • 介護の仕事に対しての見方が変わった。

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